事業紹介
建物劣化改修工事
(調査)建物は経年により、劣化が進んでいきます。塗替え工事をする前にどんな劣化現象が出ているか確認する必要があります。
外壁
・チョーキング現象
経年の紫外線、雨、汚染物などの影響で仕上げ塗膜表層面が粉状になり、色あせていないか。
・塗膜の剥がれ
仕上げ塗膜が、下地(モルタル、コンクリート、ALC)から浮いた状態になり、剥がれがひびわれ生じていないか。
・塗膜のふくれ
仕上げ塗膜が、下地(モルタル、コンクリート、ALC)から浮いた状態になり、膨れていないか。
・仕上塗膜のひび割れ
仕上げ塗膜が劣化し、弾力を失い割れていないか。
・外壁(躯体)のひび割れ
開口部廻りや、コールドジョイントに経年でひび割れが発生しているか。
・エフロレッセンス
ひび割れに雨水などが侵入してコンクリート内のアルカリを溶出して外へ流れ出し結晶化していないか。
・コーキング部分の劣化
開口部等のコーキングの劣化はないか。
・鉄筋の露出
コンクリートの亀裂から経年により雨水が侵入し、中性化させながら鉄筋を腐食させ錆の膨張により中性化したコンクリートを押し出し欠落していないか。
・錆の発生
雨水等の影響により、鉄に錆が発生していないか。
・木部の表面の変色や、塗膜の剥がれはないか。
屋根
・表面の変色や、サビ、塗膜の剥がれはないか。
塗替えできる屋根材は、セメント瓦、化粧スレート、金属系屋根などです。
塗装工事の流れ |
1. | 足場仮設 | 安全に作業できるように、しっかりとした足場を組みます。飛散防止のネットを張ります。 |
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2. | 高圧洗浄 | ホコリ、汚れやカビ、コケなどを高圧で洗い流します。 |
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3. | 下地補修 | 調査に応じた下地補修を専門業者により施工します。 |
下地調整 | 素材に応じた下地調整を行います。 | |
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4. | 下塗り | 下地に応じた下塗材を使用します。 |
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5. | 中塗り | 下地に応じた中塗材を使用します。 |
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6. | 上塗り | 下地に応じた上塗材を使用します。 |
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7. | 足場解体 |
基本的には上記の流れですが、塗料、施工方法によってはメーカーの仕様に基づき施工します。